テレビの視聴に関するアンケート結果より
http://survey.25cinq.net/report/317-audiencerating/index.html

テレビを「全く見ない」「ほとんど見ない」という人が6.3%、
1時間未満と答えた人が10%。
16.2%の人が、視聴時間1時間未満のとなった。

2010年に実施したアンケート結果では、視聴時間1時間未満は3.3%。
それと比べて、5倍に増えた結果となった。
http://survey.25cinq.net/report/263-television/index.html

このことだけでも、テレビの視聴時間が大幅に減少していることがわかる。

地上デジタル放送に全面移行してまもなく一年だけど、
見たいコンテンツもなく、
いったい、何のメリットがあったのかしらね?と思わずにいられない。

視聴時間が減った理由は、フリーアンサーからもわかるように、
「見たい番組がない」からである。

・バラエティ番組ばかり、
・どの局も同じような番組・出演者、
・内容が低俗、
・出演者だけが楽しんでいる…等々。

まさに、視聴者を無視した番組づくりなのだから、視聴時間が減るのも当たり前よね。

番組制作者からは、景気が悪く、制作費が少ないという声が聞こえてきそうだけど、
こんなときこそ、知恵を絞って、企画で勝負すべきではないかしら。
もし、知恵さえも、枯渇しているとしたら、大変だ!

知人に「品」ってどうすれば身につくのかな?と聞いたら、
「教養を身につけること」と言われた。
品格なんて言葉が、一頃、流行したけれど、今はどこにいっちゃったんだろう?

中国では、テレビ番組の娯楽化・低俗化傾向に警鐘を鳴らす向きがあるけれど(※1)、
それにくらべて、今の日本の番組、これでいいのですか?

※1
http://www.jetro.go.jp/industry/contents/biznews/4ec221fba25a8