昨年実施した、プライバシーとターゲティング広告に関するアンケート結果。 http://survey.25cinq.net/report/319-targetingadvertise/ ターゲティング広告があなたの生活に役立っていますか?と聞いたところ、 役立っている:13.1%、役立つ事もある:45.0%で、実に6割近い人が役立っていると回答していたのだけれど…。 最近、検索後に表示された広告をクリックすると、 その後、ず〜っと、同じ広告が表示されるんだけど。ひどい時には、右にも下にも同じバナー。 一度、アクセスした=興味がある とは限らないし、アクセスした結果、興味が失せることもある。 検索エンジン君は、アメリカ人だから、このあたりの感覚が日本人とは違うのかしらね? 一旦、気分が離脱した状況で、毎度、毎度、同じ広告が掲載され続けるのって、もう、見るのもイヤって気分になる…。まるでストーカーされているような感じ。これ、ワタシだけではないらしい。 これでは、広告主の意図に反して、イメージダウンにつながりかねないと思うのですが。
ストレスに関するアンケート結果より http://survey.25cinq.net/report/333-stress/index.html 2012年8月に実施したストレスに関するアンケート。 今年は電力事情もあり、ことのほかストレスを感じる夏であったのは確かだけれど、 回答者の実に7割(68.3%)が精神的ストレスを感じると回答。 これに対し、身体的ストレスを感じると答えた人は、半分以下の31.8%だった。 ストレス発散の方法は、「食べる」と「眠る」がそれぞれ4割以上を占めた。 睡眠は、脳と身体の休息はもちろん、成長ホルモンの分泌によって身体の機能修復に役立つ。 眠れることはとても幸せなことだし、良いことだと思う。 また、食べることで脳内から快感物質が分泌されることも、 ストレス発散に役立つだろうと頷ける。 「ストレスが溜まる → 食べる → 眠る」 たまには、そんなストレス発散も良いだろう。 しかし、ここで少し考えてみたい。 この繰り返しは、肥満へのスパイラルではないか? 「肥満」は、万病の元でもあり、巡り巡って、ストレスのタネになる。 私の経験上だけれど、身体が重くなると、心身共に怠惰になる。 そして、そんな怠惰な自分に嫌気がさして、余計にストレスが溜まる。 食べ過ぎで病気になってしまっては、好きなものも食べられず、 食べる事さえもストレスになる。 ストレスが溜まると、いろんな事が億劫になるけれど、 人と会ったり、運動したり、本を読んだり。 そういうことをしたときの方が、私は、調子が良かったように思う。 「いくらでも食べられる」と言う人がいるけれど、 食べることの本来の目的は、必要なエネルギーや栄養素を摂取すること。 どんなにおいしいものでも、「いくらでも食べられる」ということは、 脳が満腹信号をきちんと受け取っていないということだ。 これは、脳が正常に機能していないことの証拠でもある。 言い換えれば、脳の感受性が鈍くなるってこと。 そんなことを考えていたら、食事が楽しめず、ストレスが溜まって方もいるかもね? 私自身について言えば、脳の健康を意識していれば、心身共に健やかでいられると感じている。 ライター:白川千春
テレビの視聴に関するアンケート結果より http://survey.25cinq.net/report/317-audiencerating/index.html テレビを「全く見ない」「ほとんど見ない」という人が6.3%、 1時間未満と答えた人が10%。 16.2%の人が、視聴時間1時間未満のとなった。 2010年に実施したアンケート結果では、視聴時間1時間未満は3.3%。 それと比べて、5倍に増えた結果となった。 http://survey.25cinq.net/report/263-television/index.html このことだけでも、テレビの視聴時間が大幅に減少していることがわかる。 地上デジタル放送に全面移行してまもなく一年だけど、 見たいコンテンツもなく、 いったい、何のメリットがあったのかしらね?と思わずにいられない。 視聴時間が減った理由は、フリーアンサーからもわかるように、 「見たい番組がない」からである。 ・バラエティ番組ばかり、 ・どの局も同じような番組・出演者、 ・内容が低俗、 ・出演者だけが楽しんでいる…等々。 まさに、視聴者を無視した番組づくりなのだから、視聴時間が減るのも当たり前よね。 番組制作者からは、景気が悪く、制作費が少ないという声が聞こえてきそうだけど、 こんなときこそ、知恵を絞って、企画で勝負すべきではないかしら。 もし、知恵さえも、枯渇しているとしたら、大変だ! 知人に「品」ってどうすれば身につくのかな?と聞いたら、 「教養を身につけること」と言われた。 品格なんて言葉が、一頃、流行したけれど、今はどこにいっちゃったんだろう? 中国では、テレビ番組の娯楽化・低俗化傾向に警鐘を鳴らす向きがあるけれど(※1)、 それにくらべて、今の日本の番組、これでいいのですか? ※1 http://www.jetro.go.jp/industry/contents/biznews/4ec221fba25a8
ブランドに関するアンケート結果より http://survey.25cinq.net/report/313-brand/index.html ブランドにこだわるもののトップは「家電」という結果に。 2011年の震災前の2月に実施したブランドに関するアンケートと比較すると、 家電と答えた人の割合は、6.5ポイントアップした。 車においては、昨年と比較すると、15ポイント以上アップした。 全体的な傾向として、ブランドもファミリー志向が増えたように感じられる。 震災以後の「家族の絆」が強くなったということかな? パーソナルなモノへのこだわりは、景気を繁栄して、縮小傾向にあるようだ。 特に、震災以後、ブランドモノ=贅沢品、それをほしいと思うことさえも、 罪悪感を感じる…というような風潮が蔓延しているような…。 成金趣味やステータスとしてのハイ・ブランドは、 今の多くの日本人の気分ではないだろうけれど、好き嫌いはさておき、 やはり「いいものは、いい」ことを知り、認めることは大切じゃないかしら? 低価格ばかりを求めていては、文化は育たないから…。
コミュニケーション力に関するオンナの本音より http://www.girlstalk.jp/report/2012024communication/index.html 「褒め上手」と自己評価した人が半数あったのに対して、 「褒められ上手」と回答した人はわずか2割。 また、コミュニケーション力の自己評価が高い人ほど、「褒められ上手」と答えた人が多かった。 素直に、感情表現するのが苦手な日本人像が浮き彫りになった形ね。 また、年齢に関わらず、コミュニケーションに対する苦手意識が強い人が多いこともわかった。 「褒められ上手」な人は、褒めた側、褒められた側、双方にポジティブな感情を生じさせ、それが好循環となって、良好なコミュニケーションに繋がっているのじゃないかしら。 90年代半ば以降、インターネットやメールなど新しいコミュニケーションツールの台頭で、生身で喜怒哀楽を表現する機会が極端に減少していることも、コミュニケーションに怖じ気づく人を増大させていると思うのです。 感情表現力アップの第一歩は、「褒められ上手」になることかも。 素直に「ありがとう」と言うことから始めてみてはどうかしら?
健康器具に関するアンケート結果より http://survey.25cinq.net/report/312-fitness/index.html 健康器具・エクササイズマシンの所有率は40%弱(38.3%) うち、6割近く(54.8%)が、マッサージ機を所有。 目的は、健康維持と減量が全体の半分を占めた。 健康維持を目的に、健康器具・エクササイズマシンを所有している人が4割もいることは、2003年に施行された健康増進法の賜かしら? しかも、健康器具・エクササイズマシン所有者のうち、半数以上がマッサージ機を所有。 欧米でエクササイズマシンというと、ランニングマシンのような運動器具を思い浮かべるけれど、日本人は、身体を横たえるだけのマッサージ機で、楽して健康維持。 それだけ疲れ切っているとも言えるし、基礎体力が低下しているとも考えられる。 寝転んでいるだけで基礎体力がアップ!なんて都合のいい健康器具ができれば、ヒット間違いなし!?
オンナの本音〜旅行に関するアンケート結果より http://www.girlstalk.jp/report/2012042travel/index.html 旅行に行きたい!と答えた女性は9割以上。 旅行に求めるものは、観光、癒し、景色など、受け身の要素が強い。 実はこのアンケート、弊社がふだん行っている他のアンケートに比べて、以下のような特徴があった。 ・年齢が相対的に高い ・既婚者の割合が10ポイント以上高い 地域別で見ると、母数は少ないけれど、信越、四国では、旅行に行きたいと答えた人が100%。 このあたりから、「地方の小さなコミュニティーの中で、世間体を気にしながら、ストレスをため込み、旅行で日常の閉塞感からの脱出したい、40才以上の主婦」像が見えてくる。 現実逃避したい主婦達が、韓流スターにハマり、多数、韓国旅行に行くのもうなずけるわね。 観光客を呼び込みたい地方自治体、旅行企画をされる皆様、 ターゲットは「40才以上、主婦」、 非日常を体験できるr安・近・短ツアー」が、キーワードではないかしら?
オンナの本音〜女子力に関するアンケート結果より http://www.girlstalk.jp/report/2011114joshiryoku/index.html 女子力の自己評価は、50-60点が全体の4割を占めた。 これは、なかなか厳しい評価ともいえるし、 可もなく、不可もなくという評価ともとれる結果よね。 具体的な女子力については、ファッションやヘアスタイル、スキンケアにネイルなど、メディアが喧伝する「見た目の女子力」をあげた人が多かった。 ただ、このアンケートの応募者数が、通常のアンケートに比べて、少なかったことから、実際は「女子力」について、興味がないか、あるいは、女子力という言葉だけが先行し、中身について理解していない人が多いのではないかと思われる。 何をもって女子力が高いというのか? 女子力アップ=自分磨きならば、それは誰のための自分磨きなのか? そこのところを考えないと、女子力がアップしたところで、自信にはつながらないのじゃないかしら? これからの女性に求められる素養については、 ・中身のある女性 ・一人でも生きていける強さ ・己を知ること ・性差として女性の部分をもっと磨くこと ・男性をたてる ・日本人女性らしさを深める など、昔の日本女性が持っていた、芯の強さを伺わせるような意見が多くみられた。 2000年以降、なんでもかんでも「かわいい」いう言葉で埋め尽くし、日本女性の芯の強さが去勢されてきたのではないかしら? これは、戦後、男女平等が推進される中で、女性が予想以上に強くなりすぎたことをリセットするために、必要だったのかもしれないけれど。 時代と共に変わる部分もあるけれど、男性らしさ、女性らしさの原点回帰が求められているのではないかしら?
観光立国に関するアンケート結果より http://survey.25cinq.net/report/315-sightseeing/index.html 自分自身の身近に外国人観光客が着たときに、案内したい場所や食べ物を聞いたところ、ほとんどの人の回答が、すでによく知られた観光地だった。ことから見て、どの地域においても、観光客を呼び込むためのリソース不足が否めない。 外国人観光客が日本に求める、先進的な都市、ショッピング、グルメ、観光スポットなど、そしてそれらが面となって融合した場所というと、現状では、東京、大阪のような大都市に限られる。 地方も、外国人観光客の誘致に躍起になっているけれど、日本人でさえ、行かない場所に、外国人観光客を誘導することはさらに難しいわよね。地方が、東京と同じような場所になることは、まずあり得ないだから、その地域にしかなく、他で真似ができないもの、たとえば珍しい建築様式の建物など、を掘り起こし、アピールする必要があるのじゃないかしら?灯台もと暗しで、その地にいると当たり前のことの中に、結構、面白いリソースがあるのでは?
病院のホームページに関するアンケート結果より http://survey.25cinq.net/report/311-clinic/index.html 病院のホームページを見る人のほとんどが閲覧する、診療科目、住所、連絡先、診療時間、アクセス方法などの基本情報。 これらの最低限必要な情報が探しにくかったり、わかりにくいのはもってのほかだけれど、意外とそういうホームページが多いように思う。やはり、お客様(患者)目線で作られていないホームページが多いってことよね。 設備が整った病院とそうでない病院ならば、当然、整ったところを選ぶ人が多いだろうけれど、どんなに素晴らしい設備があっても、やはりそれを使う「人」次第。 歯科や眼科では、医師の顔写真を掲載しているところが多いけれど、総合病院のホームページでは、院長以外の医師の情報はほとんど得られない。医師の入れ替わりなどもあるだろうけれど、やはり、患者さんが一番気になるのは、医師や看護師がどんな人達なのかってこと。 オトコとオンナだって、つきあってみないとわからないように、医師との関係も同じよね。どんな関係を築けるか、まずはお互いに「信頼」することじゃないかしらね?